当時・・・首都東京で思わぬことが
・・・天災が忘れられかけたころ、首都東京で思わぬ事故が発生した。ドコモ 大和としても驚きかと思われます。
・・・「世田谷通信ケーブル火災」です。
昭和59年11月16日金曜日正午ごろ、東京・世田谷区の世田谷電話局前にある通信ケーブル専用の地下道(とう道)から突然、黒煙が吹きだし、火災が発生した。
たまたま燃えた場所が電話局からまとまって出たところのケーブル群で、動脈ともいうべき箇所だったために、管内8万9000加入の電話がウンともスンともいわなくなってしまった。
しかも、このケーブルのなかには、110番、119番や銀行のオンラインシステムの専用線もあったため、110番、119番の緊急電話も不通になる一方、M銀行では全国のオンライン網が壊滅し、全国の各支店でのカードの引き落としができなくなったり、区役所の出張所では、戸籍謄本や印鑑証明書の発行に支障が生じたり、ソバ屋さん、寿司屋さんでは、出前の注文がはいらない、一人暮らしのお年寄りに連絡がとれないなど、情報化社会での情報通信の途絶が、どれだけ社会を混乱させるかの不幸な実例を見せてくれた。